PG PAIN GRENIER パン・グルニエ / 鎌倉
— Notre Histoire · 焼き手の話 —

パンを、待つ

大阪の街角からパリの石窯へ、そして鎌倉。
パン・グルニエの12年と、これからの話。

店主・小林 燈。
毎朝04:00、薪に火を入れる。
— A Message —

"Bread is
patience."

大阪の街角のパン屋で生まれ育ちました。父はパン職人、母はレジ担当。物心ついたときには、夜中にこねた生地の音と、朝に焼けるパンの匂いが日常でした。

20歳でパリへ。マレ地区の老舗ブーランジュリーで5年、その後ノルマンディーの田舎町の石窯店でさらに3年。日本に戻ったのは2013年の春。

鎌倉・小町通りの裏で「PAIN GRENIER」を始めたのが2014年。なぜ鎌倉なのか、よく聞かれます。
海の塩気と、山の苔と、静かな観光地。パリの郊外の街と、空気がよく似ているからです。

店主 / 小林 燈

— Timeline · 12年の歩み —

04:00から、
続けてきたこと。

  1. 2005

    パリ・マレ地区へ修業

    マレ地区の老舗ブーランジュリーで、皿洗いとパン粉拾いから5年間。3年目でようやくクロワッサンを任される。

  2. 2010

    ノルマンディーで石窯に出会う

    田舎町の石窯ブーランジュリーへ移籍。薪を割り、石窯の火を絶やさない3年間。「パンは待つことだ」と教わる。

  3. 2013

    帰国・鎌倉へ

    日本に戻り、鎌倉・雪ノ下に古い町家を借りる。1年かけて石窯を自作。薪窯の煙突は近所の理解を得るのに半年。

  4. 2014

    PAIN GRENIER 開業

    4月に開業。最初の半年は1日10本も売れない日が続く。常連さんが2人、3人と増えはじめたのが秋の頃。

  5. 2018

    自家培養ルヴァン種、樹立

    店の窓辺で4年かけて培養した自家ルヴァン種が安定。これ以降、看板の「ルヴァン・ナチュレル」が完成形に。

  6. 2022

    第二石窯を導入

    来客増に対応し、店の奥に第二石窯を増設。クロワッサンの3回焼き体制が確立。

  7. 2026

    12年目・現在

    弟子が2人、家族3人で営業。毎朝04:00の石窯起こしは変わらず店主の仕事。「パンは待つことだ」を、毎日確かめながら。

— Trois Engagements · 三つの約束 —

変えない
三つのこと。

01

粉は、北海道産

「春よ恋」「キタノカオリ」を中心に、ライ麦・全粒粉までほぼ北海道産。フランス産は一部のバゲットのみ。粉の顔が見える仕事を。

02

窯は、薪の石窯

ガスオーブンは一切使いません。毎朝04:00、薪を割って火を入れます。石窯の遠赤外線でしか出ない、皮のクリスピー感を守ります。

03

時間は、惜しまない

ルヴァン・ナチュレルは仕込みから焼成まで30時間。クロワッサンは3日。短縮できる工程はあえて短縮しない。これがいちばん大事です。

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今日の焼きたて
店頭で。

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